郷土の未来をつくるコミュニティペーパー(山形県庄内地方の地域新聞)
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高校総体、全中入賞おめでとう
国体や次の大会に向け抱負語る

 今夏開催された全国高等学校体育大会(高校総体)と全国中学校体育大会(全中)などで入賞した選手たちを紹介する。掲載は順不同、文中敬称略。(本紙取材班)

団体で準優勝、個人も5位  羽黒高校ソフトテニス部男子

 羽黒高校ソフトテニス部男子は高校総体団体戦で準優勝し、個人戦では根本拓哉(3年)・齋藤龍二(同)組が5位に入賞した。齋藤大樹主将は「団体戦は連覇のかかったプレッシャーのためか動きが硬く、大事な一本が取り切れなかった。優勝できなかったのは悔しい。サーブとレシーブを鍛え直し、国体で優勝を目指したい」と話した。
 昨年の王者として臨んだ団体戦は、2回戦の明徳義塾を2―1、3回戦の和歌山北を2―0、準々決勝の岡山理科大学付属を2―0で下し、準決勝は選抜大会準優勝の大阪代表・上宮と対戦。根本・齋藤龍二組は敗れたが、齋藤主将(同)・旭笑(同)組と、澤田吉広(2年)・荒木駿(同)組が勝ち2―1で勝利した。
 決勝は奈良代表・高田商業が相手。齋藤主将・旭組は2ゲームをリードしたものの逆転されて4―2で敗れ、根本・齋藤龍組も2オールまで粘ったが4―2で競り負け、0―2で悲願の連覇を逃した。
 白幡光監督は「2年連続で決勝に立てただけでも素晴らしいこと。選手たちは十分に頑張った。内容は良かったので勝敗はしょうがない。来夏に向けてまたチームを作り直して挑戦する。国体は最低でも4強以上が目標。優勝目指して頑張りたい」と語った。
 個人戦は、優勝した高田商業の下原・林組と準々決勝で当たり4―3で敗れた。


競泳男子50メートル自由形優勝  羽黒高校3年 今野太介

 羽黒高校3年の今野太介は8月18日の高校総体競泳男子50メートル自由形で、自己記録を更新する23秒20で優勝した。同100メートルでも6位に入った。ナショナル強化合宿に参加できる標準記録23秒11を目標にしていたため「優勝はうれしいが、最後のタッチが合わず記録が伸びなかった」と悔しがる。
   9月15〜17日に福井県で開かれる国体は、標準記録突破に挑める今夏最後のチャンス。「レベルが高い中で優勝はもちろん記録を狙っていきたい」と意気込む。
 1年生の時に国体で7位に入賞して以来、大会ごとにタイムを縮めてきた。高校総体後の25〜26日に東京都で開かれた全国JOCジュニアオリンピックカップでもタッチを意識し、CS50メートル自由形は23秒18で優勝、同100メートルは51秒33で2位と、それぞれ自己記録を更新した。
 指導する鶴岡水泳育成協会の梅木大輔指導主任は「水上に浮いているような泳ぎと爆発力が特徴。昨年からスタートの浮き上がりがうまくなった」と話す。


重量挙げ62キロ級5位入賞  庄内農業高校3年 叶野龍聖

 庄内農業高校ウエイトリフティング部の叶野龍聖(3年)は、高校総体重量挙げ男子個人62キロ級で、スナッチ93キロ、クリーン&ジャーク(C&J)122キロ、トータル215キロを挙げて5位に入賞した。C&Jは山形県高校記録の121キロを更新した。
 8月25日に宮城県柴田町で開かれた第45回東北総体ウエイトリフティング競技大会の少年の部62キロ級では、スナッチ、C&J、トータルの全てで1位になり優勝した。国体では「自己ベストを更新して1位になることが目標。スナッチ100キロ、C&J128キロを挙げたい」と意気込む。
 6月の県総体は、優勝による2年連続の高校総体出場を決めたものの、4月に足首を痛めていた影響でスナッチ80キロ、C&J110キロ、トータル190キロと記録が伸びなかった。
 高校総体は、スナッチで2回目に93キロを挙げ、3回目に97キロを失敗して10位に。これを取り返そうとC&Jで1回目に118キロ、2回目に122キロを成功させた。3回目は125キロに挑戦して失敗した。
 齋藤智洋監督は「自己ベストを練習で出しても大会では出せない選手が多い中、大会でも更新できるなど勝負強い」と評価する。


柔道女子70キロ超級3位  鶴岡三中2年 佐藤こよみ

 鶴岡三中2年の佐藤こよみは、8月19日の全中柔道女子70キロ超級で3位に入賞した。全国入賞は初めて。「全中出場を目標にしていたので予想外の入賞はうれしい。でも自分から技を仕掛けに行けなかったのが悔しい」と話す。
 負けはしたが、強い選手が見せた練習の時の真剣さや技の切れ、試合では自ら技をかけにいく積極性に刺激を受けた。9月15、16日の田川地区新人戦に向けて寝技を強化し、自分から技を仕掛けて勝つつもり。
 8月9日の東北大会を制して挑んだ全中は、初戦で横四方固め、2回戦で足技からの合わせ技、準々決勝は縦四方固めと得意の寝技で勝ち進んだ。準決勝の相手は豪快な投げ技を繰り出す優勝候補。投げ技を警戒して距離を保ったが、いつの間にか引き寄せられ内股を決められた。


中学アーチェリー全国優勝  鶴一中3年 佐藤廉汰朗、鶴四中3年 鈴木美思

 第8回シブヤキャデットカップアーチェリー大会が7月下旬に長野県で開かれ、30メートルラウンドキャデット中学男子で鶴岡一中3年の佐藤廉汰朗が、同女子で鶴岡四中3年の鈴木美思が優勝した。2人とも初の全国大会制覇を喜んでいる。
 佐藤の得点は720満点中602点。台風でテントも飛ばされそうになる強風の中、いつもより悪いがまずまずの点数を出した。風の強さや向きを考えながらタイミングを計って撃った。冷静に対応できたことが勝利につながった。
 アーチェリーを始めたのは小学4年生の時。もともと論理的に考えるタイプで、練習でも大会でも自分のプレーを分析し、修正する。不足する体力や筋力をつけるため自宅で自主トレもしてきた。いずれインターハイで優勝できるような選手になりたいと話す。  鈴木の得点は同576点。これまでさまざまな大会で1位に届かず悔しい思いをしてきたので、うれしかった。無欲の平常心で臨めたおかげと振り返る。
 中学1年の9月にアーチェリー部に入った。家の手伝いでまき割りをしていたので力はあった。努力して柔軟性も身につけた。高校でも全国制覇を目標に頑張りたいと言う。


東北大会で県勢初の優勝  八幡男子ミニバスケスポ少

 酒田市の八幡男子ミニバスケットボールスポーツ少年団(庄司隆監督、団員22人)が、8月12、13日に宮城県利府町で開かれた東北電力旗第31回東北ミニバスケットボール大会で、県勢初の優勝に輝いた。後藤宙主将(八幡小6年)は「優勝した時はほっとした。みんな笑顔で試合ができて良かった」と話した。
 八幡・一條・鳥海小学校の3〜6年生が所属する同スポ少は、酒田飽海地区予選会と山形県予選会を制し、3年ぶり2回目の東北大会出場。地区予選には落ち着いて臨んだが、県予選の1回戦では緊張し、第1クオーターで8対13と追う展開になった。緊張をほぐそうと上級生が下級生に声を掛けてリズムを取り戻し、勝ち上がった。
 東北大会には東北6県の14チームと新潟県の2チームが出場した。新潟の小千谷スーパーソニックスとの初戦では、緊張して苦戦したが、39対38と僅差で下した。決勝は新潟のボンバーズに前半4点差でリードされるも、村上智志コーチが「強豪相手に4点差ならいける」と声を掛けて強気で挑み、後半は逆に7点差を付け、最後は49対46で勝利した。
 12月のスミセイカップ山形県交歓大会で優勝し、来年3月の全国大会に出場するため、練習に励んでいる。


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