郷土の未来をつくるコミュニティペーパー(山形県庄内地方の地域新聞)
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前職1人、新人3人出馬、市長選も影響か
同日投開票の酒田市議会議員補欠選挙

 酒田市議会議員2人が今春の県議会議員選挙に転出し、定数28に対し欠員2となったため、補欠選挙が市長選と同日程で行われる。20日現在で無所属前職の齋藤直氏(56)=緑ケ丘1丁目=と、無所属新人の阿部秀徳氏(57)=若宮町1丁目=、依木勝氏(55)=末広町=、阿彦裕光氏(61)=ゆたか2丁目=の4人が立候補を予定している。

 齋藤、依木両氏は現職の丸山至氏を支持するが、連動は無い模様。阿部秀氏は阿部寿一氏を支持し連動するが、阿彦氏は市長選に関わりなく独自の戦いを進める。激しい前哨戦を繰り広げている市長選とも絡んで、それぞれに票の掘り起しと支持拡大を図っている。
 齋藤氏は企業・団体の支援は受けず、地盤の宮野浦地区を中心に個人や企業からの支持固めを図る。7月20日に緑ケ丘に事務所を設け、同27日には宮野浦学区コミュニティ防災センターで決起大会を開いた。盆には地区の夏祭りに参加し、後援会員へのあいさつ回りを続けている。
 告示後は個人演説会を26日に緑ケ丘1丁目自治会館、28日に川南自治会館、29日に琢成学区コミュニティ防災センター、30日に宮野浦学区コミュニティ防災センターで開く。市長選では現職を支持しているが、今のところ選挙活動で協力する予定は無い。
 阿部秀氏は元連合山形酒田飽海地域協議会事務局長で、7月の参議院選山形選挙区で野党共闘候補として当選した芳賀道也陣営の酒田飽海地区選対事務局長を務めた。国民民主党県連と連合山形の推薦、社民党県連などの支持を受ける。舟山やすえ酒田飽海地区後援会をはじめ、幅広く労組や労組OBに支援を働き掛けている。
 阿部寿一氏と連動して動き、23日に酒田市総合文化センターで決起集会を開く。告示後の個人演説会も阿部寿一氏と共に行う。今月1日に高見台に事務所を開き、平日朝は東北エプソン前でつじ立ちをしている。
 依木氏は企業・団体の支援は受けず、地盤の酒田三中学区や飲食業でつながりがある中町など、個人の人脈で選挙戦に挑む。平日はホテルリッチ&ガーデン酒田前の幹線道路でつじ立ちをしており、今後実施場所を増やすか検討中。若い人に向けフェイスブックなどでも政策を呼び掛けていく。
 21日に港南コミュニティ防災センターで決起集会を開いた。市長選と連動した活動はしていないが、現職の丸山氏を支持している。
 阿彦氏は元小学校長で、教育関係者や地元のゆたか、出身地の西荒瀬地区を中心に支援を働き掛ける。立候補の表明が遅れたため、自宅に事務所を置き、市長選とは距離を置き組織の無い選挙戦となる。
 市議会のチェック機能が不十分なことや、空き家の多さに若者の流出と後継者不足を感じたことなどが立候補のきっかけ。つじ立ちや街頭演説などで主義主張を訴え、共感を得たいとしている。


酒田市議補選の立候補予定者と重視する政策

①②③は当選後に力を入れる政策分野を、重要と考える順に回答してもらったもの。長い回答は省略した。掲載は五十音順。敬称略。
阿部秀徳(57)
新・無所属 元連合酒田飽海地域協議会事務局長 明治大商学部卒 若宮町

①産業振興
②交通政策
③子育て支援

阿彦裕光(61)
新・無所属 元公立小学校長 東京学芸大教育学部卒 ゆたか2丁目

①人材育成
②教育と福祉の充実
③地元経済の活性化

齋藤直(56)
前・無所属 元衆議院議員秘書 酒田北高校卒 緑ケ丘1丁目

①庄内が連携した交流人口の拡大
②高齢者子育て世代の居場所作り
③自助共助公助の地域防災力向上

依木勝(55)
新・無所属 自営業 青山学院大学経営学部中退 末広町

①魅力・活力ある街づくり
②子育て、教育環境の充実
③災害に強い街づくり

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