特集
遊佐町沖風力発電
住民団体が県に見直し求め要望書
反対署名2936筆も提出
洋上風力発電の事業化に向けた3段階ある手続きのうち、最終段階となる「促進区域」に国が指定し、1月から発電事業者の公募を始めた遊佐町沖を巡り、地元の住民団体は15日、吉村美栄子県知事に事業の見直しを求める要望書と、同町を中心に県内外から集めた計2936筆の反対署名簿を提出した。要望書では「住民のほとんどが事業の概要を知らされていない」と指摘し、住民説明会を開くよう強く求めた。同町沖の洋上風力発電事業に対しては、庄内地域の在住者でつくる別の住民団体も県や町などに意見書を提出しており、事業を疑問視する動きが広がりを見せている。(編集主幹・菅原宏之)
特集
鶴岡・酒田 2023年
夏の猛暑で救急出動が急増
野焼き原因の火災増える
鶴岡市消防本部と酒田地区広域行政組合の2023年の火災発生件数と救急出動件数がまとまった。鶴岡市消防本部管内では火災発生件数と焼損棟数が前年を上回った。救急件数は夏の猛暑で過去最多となった。酒田地区広域行政組合消防本部管内では火災件数が前年と同じだった。救急出動件数は熱中症などで増えた。いずれの管内も野焼きによる火災が増えた。(土田、戸屋)
特集
酒田警察署管内 2023年
冬の天候良く交通事故減少
コロナ落ち着き粗暴犯が増加
酒田警察署管内の2023年の交通事故件数と犯罪認知・検挙件数がまとまった。交通事故は件数、死者数ともに前年を下回った。冬の天候が良かったことが影響した。高齢者が関わった人身事故の割合は県平均を上回った。犯罪認知・検挙件数は前年を下回ったが、コロナ禍が落ち着き、飲食店で客同士がもめる事件が増えた。(西谷理央)
文化
雛人形展、庄内各会場で本格化
旧家の伝来品から新作まで多彩
雛人形展が庄内5市町の展示施設などで本格的に始まる。旧家に伝わる高さ50センチの享保雛や豪華な段飾りから、庄内刺し子をあしらった新作の傘福に素朴な土人形まで、多彩な展示が春の訪れを告げる。主な展示を紹介する。
▼総合
■アランマーレアリーナ建設を断念 矢口酒田市長が正式に表明
■鳥海高原DFに飼料供給 生産拡大へ研修会開く
▼地域情報
■むつ市産ホタテが大人気 鶴岡市の小中学校給食で
■電球1万7千個で七色に 小真木スケート場23~25日
■再生可能エネで農村維持 平田出身の佐藤由美氏講演
■われらの生徒会長/鶴岡東高校 佐々木琉麻さん(2年)
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■春の宴会情報
■世界を動かし庄内の歴史創る 地域の発展に尽力 功績は多方面に
▼インフォメーション
庄内で開催される各種の公演、講座、美術展、映画、博物館の展示、名所などの最新情報を満載。 |